coLinuxインストール [hp top] [SL-C700] [SL-C3000]

coLinuxインストール

■Cooperative Linuxのインストール手順■

1.ファイルのダウンロード
 http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=98788
 から"coLinux-0.6.1.exe"をダウンロードする

2.coLinuxをインストールする
 coLinux-0.6.1.exeを起動する。
 途中操作したのは以下の二つ
  ・インストール先をC:\dev\coLinuxに変更
  ・ディストリビューション選択で"Debian"を選択

3.ディストリビューションおよびSwapファイルの作成
 インストール先ディレクトリに"Debian-3.0r0.ext3.1gb.bz2"
 というファイルがあるので解凍する。cygwinなどがあると楽に解凍出来る。

  C:\dev\coLinux> bzip2 -d Debian-3.0r0.ext3.1gb.bz2

 次にSwap用のイメージを作成する。ここではcygwinに入っているddという
 コマンドで作成しているがWindows用のddコマンドもあるようなので
 そういうものを選択するか、すでにインストール済みのlinuxマシンに入って
 実行したものを持ってきても良い。ここでは512MのSwapファイルを作成している。
 (SWAPを使用しない場合にはSWAP作成の手順は無視)

  C:\dev\coLinux>dd if=/dev/zero of=swap.img bs=1M count=512

4.coLinuxの設定
 インストール先に"default.colinux.xml"というファイルがありますので
 これを編集する。編集するのはイメージに関する設定とメモリに関する
 設定になる。
 (SWAPを使用しない場合にはswap_deviceの行をコメントアウトしてください)

  ##### 変更前 #####
    <block_device index="0" path="\DosDevices\c:\coLinux\root_fs" enabled="true" />
    <block_device index="1" path="\DosDevices\c:\coLinux\swap_device" enabled="true" />
    <memory size="64" />

  ##### 変更後 #####
    <block_device index="0" path="\DosDevices\c:\dev\coLinux\Debian-3.0r0.ext3.1gb" enabled="true" />
    <block_device index="1" path="\DosDevices\c:\dev\coLinux\swap.img" enabled="true" />
    <memory size="256" />
    
5.ためしに起動
 -cオプションで設定ファイルの位置を指定して起動する。

   C:\dev\coLinux>colinux-daemon.exe -c default.colinux.xml

 ログインプロンプトまで来たら"root"でログインする。
 確認できたら"shutdonw -h now"を実行して落とす。画面がクリアされたらFileメニュから
 ソフトを落とす。

6.ネットワークの設定
 ネットワーク接続の方法としては
  ・WinPcapによるブリッジ接続
  ・TAPによるブリッジ接続
  ・TAPによる仮想ネットワーク接続
 があります。社内で迷惑をかけずに固定IPを利用したいという点、および動作速度を考慮して
 ここでは"TAPによる仮想ネットワーク接続"による接続方法による設定を行う。
 ただしWindows側の仮想ネットワークが192.168.0.xを固定で使用するため、192.168.0.xに対する
 設定がすでにあったり、そのネットワーク自身で使用している場合にはブリッジ接続を行う
 必要がある。

 1、"マイ ネットワーク"のプロパティを見る。
 2、デフォルトの状態であればローカル接続とかかれた接続が2つ(以上)出てくる。そのうち
   デバイス名に"TAP-Win32 Adapter"と書かれていないものが(環境によるが)いつも
   使用している接続になる。その接続のプロパティを見る。
 3、詳細設定タブを開き"ネットワークのほかのユーザに、このコンピュータのインターネット接続を
   とおしての接続を許可する"のチェックボックスにチェックを入れ、OKボタンを押す。
 4、「5.ためしに起動」と同様に起動して、/etc/network/interfacesを以下のように
    編集する。この段階ではキーボードは英語キーボードの配列になっているので
    注意すること。

    auto lo eth0
    iface lo inet loopback
    iface eth0 inet static 

    address 192.168.0.2
    gateway 192.168.0.1
    netmask 255.255.255.0
    bloadcast 192.168.0.255 

    また、/etc/resolve.confにDNSサーバのIPアドレスを書きます。

    nameserver 192.168.238.1

    最後にnetworkを再起動する。

    # /etc/init.d/networking restart

7.aptのパッケージ取得先を追加する
 /etc/apt/sources.listに以下の参照先を追加する

    deb http://security.debian.org/ stable/updates main
    deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ stable-proposed-updates main non-free contrib
    deb http://ftp.debian.or.jp/debian-jp/ stable-jp main non-free contrib
    deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ stable main non-free contrib
    deb http://non-us.debian.org/debian-non-US stable/non-US main contrib non-free

8.キーボードの設定(日本語キーボードを使っている場合)
 まずインストールされたパッケージを最新版にする

  # apt-get update;
  # apt-get upgrade;

 キーボード配列変更ツールをインストールし設定する。

  # apt-get install console-tools console-data

 あとはWizardが立ち上がるので、"Select keymap from arch list"→
 "qwerty"→"Japanese"→"Standard"

9.ロケール、TimeZoneの設定
 まず必要なものをインストールする

  # apt-get install locales

 ウィザードが開くので、"ja_JP.EUC-JP EUC-JP"を選択すると、次にdefaultの
 ロケールを聞いてくるので、"ja_JP.EUC-JP"を選択する。
 次に/etc/locale.genを編集し以下の記述を追加する。

  ja_JP.EUC-JP EUC-JP

 追加したら"locale-gen"コマンドを実行する。

  # locale-gen

 TimeZoneの設定についてはtzconfigを利用する

  # tzconfig

 地域を聞かれるので"Asia"を選択し、場所の入力で"Tokyo"と答える

10.SSHをインストール
 coLinuxに付属するConsoleツールは使いにくいので、SSHをインストールして
 Tera Termなどからつなげるようにする。
 
  # apt-get install ssh

 ダウンロードが終わるとウィザードがつながりSSH2のみを許可するように
 するかどうか聞いてきますが、OKを押すとTera Termなどから接続できなく
 なるので、Noにする。のこりのウィザードの質問は環境に合わせて
 選択する(デフォルトのままでも問題なし)

 ここまでくればTera Term等からSSHを選択して"192.168.0.2"を指定すれば
 接続することが出来る。

11.swapを有効化する
 /etc/fstabに以下の記述を加える

  /dev/cobd1 none swap sw 0 0

 次にswapを作成し有効化する

  # mkswap /dev/cobd1
  # swapon -a

12.sambaをインストール
 sambaのインストールは必須ではないのだが、coLinuxをインストールされた
 ディレクトリにあるvmlinux-modules.tar.gzを持ってきて解凍する必要が
 あるので、coLinux上で動作するLinuxとホストPC上のWindowsとの間で
 ファイルをやり取りする手段としてsambaをインストールする。あれば
 この後も便利。別にsmbfsでWindows側のファイルシステムをLinux側で
 マウントしても良いのですが、sambaが好きなので。

  # apt-get install samba

 ウィザードはworkgroup名を"TFI"にしただけで残りはデフォルトのまま
 インストール。次にユーザの作成(もっと前でやるべきだけど)。
 Windowsで使用しているユーザと同じ名前で作ると楽です。

  # groupadd tfi
  # useradd -g tfi -m ユーザ名
  # passwd ユーザ名

 次にsamba用のユーザを作成する。

  # smbpasswd -a ユーザ名

 これでホストPCのエクスプローラで"\\192.168.0.2\ユーザ名"と入れる
 ことでLinux側のホームディレクトリにアクセスできるようになるはずです。

13.modulesを展開
 coLinuxをインストールしたディレクトリにvmlinux-modules.tar.gzという
 ファイルがあるので、これを10でインストールしたsamba等を利用して
 Linux側にコピーする。その後、/以下に解凍する。

  # tar xvzf vmlinux-modules.tar.gz -C /
  # update-modules

■その他

1.Windowsサービスとして動かす
 サービスとして動かすことで、Windows起動時に同時に起動させ、また終了時に
 自動的にshutdownしてくれるようになる。coLinuxを起動したままWindowsを
 終了させて次回起動時にfsckが走る、というような心配をしなくてよくなる。
 そのかわりメモリは消費する。

  C:\dev\coLinux> colinux-daemon.exe -c default.colinux.xml --install-service coLinux

2.ソフトウェアをインストールする

 debianは強力なパッケージ管理システムを持っており、ほとんどのソフトは
 パッケージとして提供されている。まずは欲しいソフトの名前で検索する。
 lessであれば

  # apt-cache search less

 と入力する。そうすると検索結果が表示されるので、行頭にあるパッケージ名を
 指定してインストールする。

  # apt-get install less

3.パーティションを増やす

 デフォルトの状態では1Gしかディスク容量が無いため、ちょっと増やすことにする。

 まずcoLinuxをshutdownする。Serviceで立ち上げている場合には停止する。
 次にWindows上でイメージファイルを作成する。swapファイルの作成のところを
 参考に。

  C:\dev\coLinux>dd if=/dev/zero of=opt.img bs=1M count=2048

 イメージを作ったらdefault.colinux.xmlに3つめのイメージとしてそれを登録する。

  

 再度coLinuxを起動し、パーティションをフォーマットする。

  # mkfs.ext3 /dev/cobd2

 "/etc/fstab"に一行追加する。

  /dev/cobd2 /opt ext3 defaults 1 1

 最後にmountする。

  # mount /opt

4.Apacheをインストールする
 まずはインストールに必要なツールなどをそろえる。

  # apt-get install wget
  # apt-get install make
  # apt-get install gcc
  # apt-get install libc6-dev

 次にapacheのソースをダウンロードする。

  # wget http://sunsite.tus.ac.jp/pub/apache/httpd/httpd-2.0.52.tar.gz

 後はapacheをインストールするだけ。

  # tar xzf httpd-2.0.52.tar.gz -C /usr/src
  # cd /usr/src/httpd-2.0.52
  # ./configure --prefix=/opt/apache-2.0.52 --enable-module=all
  # make
  # make install

 適当な設定をして起動する。

  # /opt/apache-2.0.52/bin/apachectl start

5.JDK1.4をインストールする

 http://javasoft.com より"j2sdk-1_4_2_06-linux-i586.bin"をダウンロードして
 実行権限を付けて実行する。

  # chmod 700 j2sdk-1_4_2_06-linux-i586.bin
  # ./j2sdk-1_4_2_06-linux-i586.bin

 質問にyesと答えるとカレントディレクトリの直下にjdkが展開されるので/opt下に
 移動する

  # mv j2sdk1.4.2_06/ /opt

6.resinのインストール

 resinのパッケージを取得する

  # wget http://www.caucho.com/download/resin-2.1.14.tar.gz

 解凍してインストールする。

  # tar xzf resin-2.1.14.tar.gz -C /opt
  # cd /opt/resin-2.1.14/
  # export JAVA_HOME=/opt/j2sdk1.4.2_06
  # export RESIN_HOME=/opt/resin-2.1.14
  # ./configure --with-apache=/opt/apache-2.0.52
  # make
  # make install

 ためしに動作させるとwrapper.plの9行目で読み込んでいるFile::Basenameが
 ないと怒られるので、Redhat7.3をインストールしたマシンの
 "/usr/lib/perl5/5.6.1/File/Basename.pm"を"/usr/share/perl/5.6.1/File"に
 コピーしたのち設定をして動作させる。

  # /opt/resin-2.1.14/httpd.sh start


7.postgreSQLのインストール

 postgreSQLのソースを取得する。

  # wget ftp://ftp.sra.co.jp/pub/cmd/postgres/7.4.6/

 必要なライブラリやヘッダをインストールする

  # apt-get install libreadline4 libreadline4-dev
  # apt-get install zlib1g zlib1g-dev

 解凍してインストールする。

  # tar xzf postgresql-7.4.6.tar.gz -C /usr/src
  # cd /usr/src/postgresql-7.4.6
  # ./configure  --enable-multibyte=EUC_JP --prefix=/opt/pgsql
  # make
  # make install

 postgresユーザの環境をそろえる。/etc/passwdを編集し、postgresユーザの
 ホームディレクトリを/home/postgresに、シェルを/bin/bashにする。
 次にpostgresユーザの.bash_profileを作成する。

  # vi /etc/passwd ← postgresユーザのホームディレクトリを/home/postgresに変更
  # mkdir /home/postgres
  # chown postgres:postgres /home/postgres
  # vi /opt/pgsql/.bash_profile

  --- .bash_profileの内容---------
  export LANG=ja_JP.EUC-JP
  export LC_ALL=ja_JP.EUC-JP
  export POSTGRES_HOME=/opt/pgsql
  export PATH=$PATH:/opt/pgsql/bin
  export POSTGRES_HOME=/opt/pgsql
  export PGLIB=$POSTGRES_HOME/lib
  export LD_LIBRARY_PATH="$LD_LIBRARY_PATH":"$PGLIB"
  export MANPATH="$MANPATH":$POSTGRES_HOME/man
  export PGDATA=/opt/pgsql/data
  --------------------------------

  # chown -R postgres:postgres /home/postgres

 postgresの初期化・設定を行う

  # mkdir /opt/pgsql/data
  # chown -R postgres:postgres /opt/pgsql/data
  # su - postgres
  $ /opt/pgsql/bin/initdb -D /opt/pgsql/data

 networkごしに接続できるように設定する。
  $ vi /opt/pgsql/data/pg_hba.conf
  --- pg_hba.confに追加する内容---------
  host  all  all 192.168.0.0  255.255.255.0 trust
  --------------------------------

 起動する。

  $ pg_ctl -o "-S -i" start

  データベースを作成し、触ってみる。

  $ createdb testdb
  $ psql testdb
  testdb=# create table emp (id int,name varchar(64));
  testdb=# insert into emp (1,'あああ');
  testdb=# select * from emp;
  testdb=# \q